スキル要因

【社内会議が嫌だ①】会議進行で緊張しないコツを解説|即効性あり

村人A
村人A
明日の会議が嫌すぎて眠れないわ!
そもそも何で私が進行なのよ。今から緊張するわ。
あらあら。何がそんなに不安なの?
村人A
村人A
会議が始まると頭が真っ白になるのよ。
周りもシーンとしてて、どんな風に見られてるんだろうとか気になっちゃうし。
確かに参加者が多かったり、偉い人がいるとね…。
実は、こういった緊張に関するお悩みを解消するとっておきの方法を知ってるんだ。
この記事を最後まで読んだら、今夜はぐっすり眠れるはずだよ!

本記事では、会議進行で緊張しないコツについて解説します。

よくある誤解

対策として、よく耳にするのは以下のようなことです。

  • 話すことを忘れないように原稿を作るべし
  • 流暢に進行するために何度もプレゼン練習すべし
  • 質問が来た時のためにあらゆる資料を準備すべし

上記はいずれも「自分が安心するため」「自分に自信を持つため」にやっていることです。

私は、そもそも安心や自信というのは、緊張とは直接関係なく、対策にはならないと考えています。

以下、実際の体験談です。

  • 原稿を作ったけど、読むことに集中しすぎて、ふと周囲を見たら退屈そうな顔をされていた
  • 何度もプレゼン練習したが、開始10秒で「そもそもさ」と遮られて、逆に頭が真っ白になった
  • 質問対策であらゆる資料を準備したが、時間を掛けた割にそれほど使わず、また聞かれた際も情報が多すぎてパッと取り出すことができなかった

では、人前で緊張するのはなぜなのか。

緊張の要因

実は、自分の内側にフォーカスしていることが緊張の要因なのです。

例えば、事前に原稿を作って、何度もプレゼン練習をしてから会議に臨んだとします。

すると「自分がそれをちゃんと実行できているか」ということに注意が向きます。

経験ある人もいるでしょう。緊張している時、自分の声だけがハッキリ聞こえてたり、ちょっと嚙んだだけで最後まで気になってしまったり

これらすべて、自分の内側にフォーカスしていることによるもので、その状態だと「自分は上手く話せているだろうか」という不安だけが増幅していきます。

  1. 周りに評価されていると思うから、緊張するのである
  2. 緊張しないためには、評価を気にしないことである

こちらもよく耳にするアドバイスで、それぞれ正しいのですが、②は少し補足が必要です。

「評価を気にしない = 自分が話すことだけに集中すれば良い」と解釈してしまうと、注意が自分の内側に向き、問題が解消しません。

では、人前で緊張しないために何をすべきなのか。

緊張しないコツ

つまるところ、自分の外側に目を向けることで緊張を緩和できるのです。

具体的にやるべきことは、以下の3点です。

会議前に雑談する

会議が始まる5分前に到着して、準備を整えた上で参加者を待ちましょう。

そして、会議室に来た人には挨拶し、何でも良いので雑談します。
「会議室寒いですよね」「昨日のワールドカップ観ました?」「そのステッカー可愛いですね」といったレベルで構いません。

後から入ってきた人も「●●さんコレどう思います?」と会話に引き込んで、ワイガヤしている状態を目指しましょう。

こんなことをする理由は、まずじっと会議室に座っていると、どうしても自分の内面にフォーカスしてしまうためです。
しかし、人と雑談していれば、自然と相手に注意を向けることができます。

結果、それが自分にとって良いウォームアップになり、場も温まるので、おすすめです。

相手の外見・様子を観察する

会議が始まったら、とにかく相手に目を配ります

グーッとパソコンや資料を見つめながら進行する人が多いですが、ぜひ顔を上げてみましょう
もちろん話す内容を忘れないようにチラ見するのはOKです。

そして、あなたは周りをキョロキョロ見渡しながら、以下のようなことを考えるのです。

  • ●●部長、目が真っ赤だけど、ゲームで寝不足かな?
  • ●●課長のTシャツ、何アレ?どこで売ってるの?
  • ●●さんもなんかキョロキョロしてるな、どうせ偉い人の意見に合わせるんだろうな~

いや、会議に集中しろや!と思いますよね(笑)

ぜんぜんこれでいいんです。

参加者の外見・様子を、心の中でツッコミまくるというのが、緊張しない最強のノウハウです。

そもそも人間の脳は、ネガティビティ・バイアスといって、ネガティブなことに注目しやすいのが初期設定です。

ゆえに自然体だと「あの人、機嫌悪いのかな…」「私のことアホだと思ってるのかな…」といった負の妄想が広がってしまい、相手に目を向けても逆効果になるリスクがあります。

「コレ、●●やろ(笑)」みたいな感じで、なるべく面白おかしくツッコミまくることで、余計な緊張から解放されて、イキイキと会議を進行できるでしょう。

 

そして、副次的な効果として、会議参加者の細かなボディランゲージ(気持ちが態度に表れること)に気づくことができます

例えば、部長が背もたれに寄りかかったり、眉間にシワを寄せていたら「どこか気になるところがありますか?」と、いち早くケアするのです。

逆に原稿を読んでいるだけだと、気づかずにダラダラ進めてしまい、会議の終盤になって参加者の不満が…と考えると恐ろしいですよね。

他の人が話している間に深く息を吐く

最後、他の人が話していている間にできることを紹介します。

それは、深く息を吐くことです。

「深呼吸と何が違うの?」と思われますよね。

ここでやりたいことは、短時間で副交感神経を優位に持っていくことです。

副交感神経が優位というのは、いわゆるリラックスモードです。(例:就寝中、食後、入浴時など)

呼吸との関係ですが、吸う時は交感神経吐く時は副交感神経に支配されています。

従って、吐く時間を長くすることで、副交感神経が優位になり、会議を進行して興奮状態になった心身を落ち着けることができます。

私の場合は、他の人が話している時に「へえ~」みたいな顔で頷いているフリをしながら、スゥーーーーッと息を吐くようにしています(笑)

  • 会議が始まる5分前に到着し、会議室に来た人と何でも良いので雑談する
  • 会議が始まったら、参加者の外見・様子を観察し、心の中でツッコミまくる
  • 他の人が話していている間は、長く息を吐いて副交感神経を優位にする

以上、会議進行で緊張しないコツについて解説しました。

これでメンタル面はバッチリなので、次回は「ウンウン!」と話を聞いてもらえる会議進行術について解説します。

会議の度に「何から話せば良いのか」と悩むことなく、提案の磨き込みに集中できるので、ぜひご覧ください!

ABOUT ME
おはむ
はじめまして。おはむです。 IT企業で人事企画課長をしているアラサー男性です。 仕事がもっと楽しいものになって、誰もが遊ぶように働き、日本全体が活気に溢れる…そんな世界を実現したいと考えています。 本サイトでは、そのド真ん中にいる「仕事辞めたい人」に向けて、要因ごとに解決策を発信していきます。