でもみんな働いてるし帰れないよおお!!
本質的な解決策ではないけど、残業を強要されるような職場をハックする方法を共有しよう!
本記事では、残業ばかりの日々で辛すぎる人に向けて、悪い流れを変えるノウハウを共有します。
これらを実践することで、まずは目の前の困難な状況を打開します。
そして心にゆとりを取り戻し、クリアな頭で自身のキャリアについて考える時間を創出しましょう!
睡眠時間を確保する
まずは睡眠時間を確保することから始めましょう。
個人差があるとはいえ、脳の休息がないと正常な判断はできません。
そして、これから共有するノウハウを実践するには、判断力が不可欠です。
あなたは、毎朝何時に出勤して、何時に退勤していますか?
(一応、終電までに帰れることを前提に記事を書いています)
結論、中途半端が一番ダメです。
なぜなら、コスパが悪く、心身が消耗していくためです。
対策としては、以下のいずれかを選択してキャラ作り(=認知獲得)してください。
- 朝は始業ギリギリに出勤して、夜は誰もいなくなったら帰る
- 朝は誰よりも早く出勤して、夜は人目を気にせず早めに帰る
つまり、
「いつも最後まで残ってて、朝なんとか遅刻しないでくるヤツ」になるか、
「夜はサクッと帰るけど、朝何時に来ているのか不明なヤツ」になるかです。
基本は自分の生活リズム的にやりやすい方を選ぶのがおすすめです。
どちらでも良いなら、直属の上司、あるいは一番厄介な相手のスタイル(どっちが好まれるか)に合わせるようにしましょう。
脳のリソースを最適化する
一日を通じて脳のリソースを最適化するためには、業務の性質を見極めて、取り組む順番を工夫します。
業務の性質というは、大きく分けて「企画系」「作業系」の二つです。
「企画系」とは、目標設定や課題抽出、施策立案といった、仕事の方向性に影響するものを指します。
一方で「作業系」は、データの入力/出力、分析、資料作成(パワーポイント/エクセル)、議事メモ作成、スケジュール調整、メールチェックなどを指します。
具体的な取り組み方針は、以下の通りです。
- 企画系の業務は午前中にやる
- 作業系の業務は夕方以降にやる
(昼~夕方は会議等に時間を割かれる前提) - 深夜に作業したものは翌朝一番に見直す
①の理由は、「難易度が高くてインパクトも大きい業務」は脳が疲れていない状態でやっつけたいからです。
そもそも、脳のエネルギーは一日を通じて “消耗するもの” で、考え事をしたり、メールチェックをするだけで残量はどんどん減っていきます。
企画系の業務は右脳と左脳をフル回転させるので、あれこれやった後では質の高いアウトプットにはなりません。
また、仕事の方向性にも影響するため、後続業務を踏まえると、ここで筋の良い企画を生み出せるかどうかで全体の生産性が大きく変わります。
②の理由は、消耗し切った脳でも出来るのは作業系の業務くらいだからです。
単純作業であるほど、時間は掛かっても脳のリソースはほとんど必要ありません。
但し、「自分の生産性が下がっていることにすら気づかない」というのが注意点で、③で挙げた通り翌朝見直す癖をつけましょう。
朝一番でやるというのも意味があり、それは「作業興奮」を呼び起こすためです。
「作業興奮」とは、一度作業に取り掛かることで湧いてくる集中力や意欲のことで、まだ眠気が残っている状態に、コスパ良くエンジンを掛ける効果があります。
前日の作業チェックが終わり、温まってきたところで企画系の業務に取り組むことで、更なる生産性アップが期待できます。
意図的に余裕を作る
残業が常態化している職場では、意図しないと余裕は生まれません。
仕事が終われば、わんこそばのように間髪入れず次の仕事がやってきます。
そんな回し車に閉じ込められたハムスターが、どうやって余裕を作るんだ?と思われますよね。
結論、以下の手順で実践してください。
- 仕事が早く終わっても、すぐに報告しない
- 次の仕事に着手し始める
- 怒られないギリギリのタイミングで報告する
①については、真面目な人ほど抵抗があると思います。
しかし、そんな残業を強制するような環境で評価されることを、本当に望んでいるのでしょうか?
評価されても、「仕事はデキるやつに集まるんだよ…」という魔法の言葉とともに仕事を振られるだけです。
必死な顔だけしておいて、のんびりわんこそば食べればいいんです。
そして②の通り、次のやるべき仕事に着手し始めましょう。
ここでは、いかに “バレないように貯金をつくるか” を意識してください。
それによって生まれる余裕が、自分をプレッシャーから解放し、不思議と “社畜感” が抜けていくのが分かるはずです。
これまで会社と一体化していた自分が切り離されて、俯瞰できるようになると、ストレスが激減します。
最後、③を上手くできるかが肝です。
遅すぎても早すぎてもダメで、その許容時間は上司や仕事内容によって異なるため、一概には言えません。
但し、ポイントは “日頃から期待値を調整しておく” ことです。
期待値というのは、上司があなたに対して「このくらいの仕事はこのくらいの時間で終わるだろう」という見積もりのことです。
期待値が上げ過ぎると「お前にしては遅くない?」と催促されてしまいますし、下げ過ぎるとロックオンされて、理不尽に詰められるリスクがあります。
既に上司から信頼を得られている場合は、わざわざ嫌われにいく必要はないため、少しずつ報告を遅らせてみましょう。
僅かな変化であれば気になりませんし、それを日々積み重ねれば数週間で効果を実感できるでしょう。
- 睡眠時間を確保するために、以下のいずれかを選択してキャラ作りする
- 朝は始業ギリギリに出勤して、夜は誰もいなくなったら帰る
- 朝は誰よりも早く出勤して、夜は人目を気にせず早めに帰る
- 脳のリソースを最適化するために、以下のように時間帯で業務内容を変える
- 1. 企画系の業務は午前中にやる
- 2. 作業系の業務は夕方以降にやる
(昼~夕方は会議等に時間を割かれる前提) - 3. 深夜に作業したものは翌朝一番に見直す
- 意図的に余裕を作るために、以下を実践する
- 1. 仕事が早く終わっても、すぐに報告しない
- 2. 次の仕事に着手し始める
- 3. 怒られないギリギリのタイミングで報告する
以上、残業ばかりの日々で辛すぎる人に向けて、悪い流れを変えるノウハウを共有しました。
「このままじゃマズイ!」と感じるなら、応急処置的ではありますが実践してみてください!
また、職場の人間関係にストレスを感じている方は、こちらの記事に対策をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。